「氣」と「気」の違い
私たちは普段から「氣」という文字の言葉をいろいろと使っています。
「元氣」「勇氣」「氣力」「運氣」「やる氣」「天氣」などたくさんあります。
1940年代の日本では「 氣 」を使用していました。
第二次世界大戦後、日本はGHQによって漢字の見直しが行われ、
「 氣 」は「 気 」となり常用化され、教科書にも「 気 」が採用されたようです。
「氣」と「気」の違いは中にある「米」と 「〆」です。
「米」という字は八方位を指しており、八方位に広がるという意味を持っています。
一方 「〆」という字は〆るという意味を持っています。
「氣」という漢字は『エネルギー』という意味を持っていて、エネルギーを八方位に広げる。
「気」という漢字はエネルギーを〆るということです。
また「气」は息や氣体や水蒸氣を表す象形文字で「氣」という漢字は水蒸気+米。
私たち日本人にとっては古くからお米を主食にしてきました。
お米はなくてはならないもの。
エネルギーの源です。
これから昆虫食が主食になる時代が到来するそうですが、私はお米を食べたいです。
文字には言霊が宿る
日本には、言霊(ことだま) というものがあります。
言葉には魂や氣持ちが宿っているという考え方です。
文字は潜在意識に大きな影響を与えるものです。
「気」という漢字を使うとエネルギーを閉じ込め、循環することもなく、
氣が淀み具合がも悪くなっていくようです。
一方「氣」という感じを使うことでエネルギーが放出され、
循環していきます。
そこから高いエネルギーが広がっていくのです。
このような「氣」の文字の意味を知ったら、使わずにはいられなくなりますね。