利他の心は、相手のことを思いやる心。
人は普通は自分が良ければいいという自己中心的な考えを持っているものです。
これを利己主義と言います。
自分のこと、自己の利益を優先するので誰にも協力はされないし、
自己中心なので間違った判断をしてしまいやすいです。
一方、自分だけではなく自分以外の人、他人の役に立ち、
人が喜ぶ姿を見て、自分も幸せを感じるというが利他の心。
人間には根本的には利他の精神があるそうです。
利他の心は、相手のことを思いやる心。
何か物事を決めるときも利他の心で判断していると、周りも協力してくれたりするものです。
人によかれという心なので視野も広くなり正しい判断ができます。
自分にやさしくなれると大切な人や周りの人にもやさしくなれ、
感謝の氣持ちへと変わっていくのです。
自利・利他とは?
自利・利他とういう言葉があります。
自利とは、自らの幸せ。
利他とは、相手の幸せ。
幸せになりたければ、利他に心がけよ
お釈迦様は、幸せになりたければ、相手を思いやりなさい。
「相手の幸せを思いやってかけた言葉や行動は、必ずあなた自身に思いやりとなって返ってきますよ」
と教えられています。
相手の幸せを思いやれば自分も幸せになります。
仏教では「与えることのみを考えなさい」と言われます。
与えたら自分の元から何かがなくなっていくように思いますが、
結果的に巡り巡ってそのまま自分の幸福につながるのだと教えられています。
幸せが多くの人に伝播しますように願っています。