カラーバス効果
ある一つの色を意識することでその色ばかりが目に付いてしまい、
普段よりもその色が多く感じてしまうという心理効果のことをカラーバス効果と言います。
これはなにも色だけに限ったことではなく、脳が何かを意識することで、
目や耳からの情報で意識している物事に関連する情報を選択して認識する性質を持っています。
意識したものが次々と目に入ってくる
最近面白いことが続いています。
私には2歳の男の子の孫がいるのですが、
その子が最近家の塀の上の瓦に乗っている七福神に関心を持っています。
最近の新しいお家の塀には見かけないのですが、
田舎で昔からのお家の塀の瓦の上には、大黒さんや恵比寿さん、
毘沙門天さんなどの作り物の神様が乗っているのです。
今まで何十年と住んでいても氣づかなかったのですが、孫により今新発見となっています。
その七福神がないかな?と塀の瓦に意識を向けだすとあちらこちらにあるものです。
孫が発見しなかったら、一生氣づくこともなかったと思えて笑ってしまいます。
最近は七福神巡りと言っては、塀の上に乗っている七福神探しが孫の散歩の楽しみとなっています。
こんな感じで人は意識するとそのものに関連したものが目に入ってきたり、
情報を引き寄せてくるものですね。
潜在意識を変えられるのは自分自身
脳には、RAS(「ラス」と読みます)=Reticular Activating Systemの略(日本語では、網様体賦活系)があります。
意識しだすとそればかり目につく”のは、RASの働きによるものなのです。
脳は毎日膨大な量の情報をキャッチしています。
それらすべての情報を脳で処理するのは不可能なので、意図したものだけを
RASが識別してくれているのですね。
今の現実も自分が意識したものが引き寄せられてきています。
目の前の現実を創っているのは意識です。
「自分が幸せだ」といつも意識していると、幸せなことが引き寄せられてくるのです。
自分の潜在意識を変えられるのはほかでもない自分自身なのです。
自分が幸せになりたければ、私は幸せだと潜在意識に刷り込むことが大事ですね。